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社員が共感できるブランドのための、共創するブランディング

#ブランディング#グラフィックデザイン

株式会社Casa さま

コーポレートブランディングとして、ブランドの「らしさ」を発見するためのワークショップを組み込んだ共創型のブランディングを設計。ロゴや名称から香り、音などまで様々なアウトプットの制作・開発までトータルに手がけました。

対応内容 コーポレートブランディング、コミュニケーションツールの開発・コンサル、ブランド表現マネジメント
期間 プロジェクト実施期間:約8ヶ月
以降、ブランド展開の維持・強化におけるアドバイザリーやクリエイティブの継続サポート

ご依頼の背景

本質的なコーポレートブランディングの必要性を感じてご依頼

Casa様は、全国に12社展開し、不動産の管理をはじめとした暮らしを豊かにするサービスを提供する会社です。
ご依頼をいただく前までにも、ターゲットのペルソナの制作やブランドブック開発など断続的にブランディング活動を他社に依頼し行っていました。しかし、どれも会社やステークホルダーからの共感を得られない、裏付けが薄く納得感がないなどの理由で満足度の低い結果に終わっていました。
東証一部上場を契機に、もっと本質的なコーポレートブランディングを行いたい。というご相談を受けました。

解決策

誰もが納得できる成果のために、全社員参加型のブランディングをご提案

これまで社内の方針や決定はトップダウンで進めることが多かったのに対して、今回のブランディングでは社員の皆様と意見交換をして進めましょうとご提案しました。
事業部ごとにサービスや体制は異なりますが、私たちがリード役となることで、全社横断的にブランディングプロジェクトを導入でき、社員の皆様も納得できるブランドコンセプト、つまりブランド「らしさ」をつくりだすことができると考えたからです。
また、課題や希望に沿ったブランディングをよりスムーズに行うため、入念なヒアリングを実施。明確なゴール設定や社内の合意形成の方法、どのようなアウトプットにするべきかなど、具体的な方針の定義とプロセスの設計を行いました。

 

施策

入念なリサーチと共創スタイルで、プロセスの最後まで伴走

ブランド「らしさ」に必要な要素を重層的に分析するため、全社員アンケートやこれまでのすべての広報物など、大量の情報を収集。集めた情報から抽出した要素をもとに、意見交換や協議を様々な階層・メンバーで実施しました。
ブランドコンセプト策定のために最後に行ったのが、Casa様のブランドプロジェクトチームと私たちによる「4Day共創ワークショップ」です。市場におけるブランドの価値を定めたり、ブランドの方針を言い表すコピーを考えたり、アイデアの共有や意見交換を盛んに行いました。できあがったブランドコンセプトは、入念に言語化された納得度の高いものとなりました。

 

素材、香り、サウンド。五感で「らしさ」を伝える体験をデザイン

策定したブランドコンセプトをもとに、ロゴや名称、色彩などブランドの見た目をつくっていきました。そうしたデザインを統一するデザインシステムなどもあわせて制作。ブランドコンセプトを継続的に展開し、運用する仕組みづくりまでしっかりサポートしました。
さらに、ユーザーとなるステークホルダーと、ブランドとのタッチポイントを洗い出しました。それぞれのポイントでよりブランドを訴求するため目に見えるデザインだけでなく、素材・香り・サウンドなど様々な要素を開発。ブランドの体験全体をデザインしました。
ブランドを社内に浸透させるインナーブランディング活動では、社内イベントや制度設計、ツール開発を実施しました。

 

成果

継続するサポートで、ブランドを成長させる取り組みを

社員の皆様が参加し、意見を出し合ってつくりあげたブランドは、インナーブランディング活動のかいもあり、会社全体から共感と納得を得られるものになりました。私たちとしても、ご依頼当初から最後まで、よりよいブランドを求めて共創しきることができた実りの多い時間でした。
サポートは今も継続しており、ブランドのさらなる訴求や、ブランド「らしさ」を維持しながら展開していくためアドバイス、そのために必要なクリエイティブの提供などを行っています。
プロジェクト自体は完了しましたが、ブランディングは、効果をみながらブランドを改善・成長させていくもの。これからのブランドを見据えて、私たちは取り組み続けます。

 

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