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UX/UI×AI|Japan IT Week 出展レポート

2025.11.18 更新

#UX/UI#TDSレポート

テイ・デイ・エスは、株式会社ファンリピートと「UX/UI×AI」をテーマに以下の展示会へ共同出展し、ユーザー視点のデザイン品質とAI駆動による高速開発を両立する新しい開発支援体制の紹介をしました。

【出展概要】
展示会 : Japan IT Week【秋】2025 ソフトウェア&アプリ開発展
会 期 : 2025年10月22日(水)〜24日(金)
会 場 : 幕張メッセ(千葉市美浜区)
主 催 : RX Japan株式会社

目次

    テイ・デイ・エスとファンリピートが提案する「UX/UI×AI」

    テイ・デイ・エスは、2025年10月に幕張メッセで開催された「Japan IT Week【秋】」に、AIに強い開発会社ファンリピートと共同出展をしました。

    展示会場ではテイ・デイ・エスが培ってきたUX設計やUIデザインによる「使いやすさ」という品質面の強みと、ファンリピートの「AI駆動」によるスピーディな実装力を両立したアプローチを紹介。

    「ユーザーに応えるプロダクトを高速でPoC・開発・改善する」というメッセージを掲げました。

    テイ・デイ・エスとファンリピートは、過去の協業体制から、特に「業務系システムの開発・改善」を検討される事業会社やシステム開発会社に価値を提供できると考え、以下のような4つのPointを軸に訴求しました。

    • Point1:人+AIで要件を可視化し、抜け漏れのない設計を実現

    • Point2:使い手の行動に寄り添うUX設計で現場定着を促進

    • Point3:誰でも迷わず使える直感的なUIデザイン

    • Point4:AI×システムでPoCから業務変革までを高速化

    プロトタイピングやPoCの高速化

    2社の共同体制で特に大きな価値を提供できるのが「プロトタイピング」や「PoC(概念実証)」のフェーズです。

    UX検証ノウハウとAI駆動開発を組み合わせることで、「実用的なプロトタイプの迅速な開発」が可能になり、品質の面ではユーザーテストの検証精度の向上、スピードの面では検証サイクルの期間短縮など、エンドユーザーや開発関係者、プロダクトオーナーへメリットを提供しやすくなりました。

    <協業による開発メリット>

    • 利用シーンに即した「動くプロトタイプ」の実現

    • 改善サイクルの期間短縮(その分、検証機会を増やしやすい)

    • プロトタイピングやPoCを迅速に実現

    出展パンフレットの紹介

    ブースでご紹介した「UX/UI × AI」の取り組みをまとめた出展資料を公開しています。PoC・UX改善・AI活用までを一貫して支援するプロセスや、実績のポイントなどを紹介しています。ぜひこちらからご覧ください。

    ▶︎ダウンロードはこちらから

    エンジニアにも「わかりやすさ」という武器を!

    会期中の3日間、展示ブース内ではテイ・デイ・エスのUXディレクターによるエンジニア向けミニセミナーを行いました。「UXデザイナーの武器である主観的な側面と客観的な側面から得られる課題発見力をエンジニアリングに取り入れるきっかけ作り」という趣旨で実施しました。

    <ミニセミナータイトル>


    • セミナー1|エンジニア向けUX/UI実践研修の紹介
      テイ・デイ・エスがエンジニア向けに作ったUXデザインの研修プログラムを紹介

       

    • セミナー2|ユーザーテストとヒューリスティック評価の実践法
      システムの課題抽出の手法としてヒューリスティック評価の基準や方法を紹介

       

    • セミナー3|課題抽出メソッドとプロトタイプ検証のポイント
      エンジニアの業務効率化に寄与するプロトタイピングの手法を紹介

       

    • セミナー4|ユーザビリティ10原則とUI-Tipsの紹介
      ユーザビリティ10原則に沿って具体的なデザイン例を見ながらTipsを紹介

    来場者の3つの関心傾向とテイ・デイ・エスの対応

    今回の展示会では、過去になく多くの相談をいただきました。来場者の傾向を整理すると、以下のように情報収集に留まらない「改善・協業・教育」といったテーマが浮かび上がりました


    ① デザイン改善のパートナーを求める動き

    近年、業務システムや社内アプリのUI見直しのニーズが加速しています。背景には「DX推進や機能追加によるUIの煩雑化や現場負荷の高まり、属人的な操作設計の整理」といった課題があります。

    【テイ・デイ・エスの対応】

    業務フローの洗い出しや上流の体験設計段階からUXパートナーとして伴走支援します。


    ② システム開発会社からの協業関心の高まり

    システム開発会社からの協業相談も多くいただき、背景には「社内にデザイナーが不在でエンジニアがUI設計も兼務している」「デザイナー採用が難しい」といった人材課題があります。

    【テイ・デイ・エスの対応】

    デザイナーのリソースが不足しているシステム開発会社とのUIデザイン支援によるアライアンス、ファンリピートとの連携によるノーコード・ローコード開発も含めたクライアント負荷軽減などの協業モデルを強化しています。


    ③ 教育・研修による定着ニーズの高まり

    事業会社、システム開発会社を問わず、デザイナーやデザインノウハウの不足を背景に「エンジニアにUX視点を浸透させたい」「若手のUI感度を高めたい」「外部発注時のデザインマネジメントができない」といった声も多く、デザイン実務だけでなくそのマネジメントスキルや判断軸を根付かせたいといった現場教育への課題があります。

    【テイ・デイ・エスの対応】

    展示会で実施したミニセミナー後の相談も多く、「エンジニア向けUXデザイン研修」の拡充を図ります。

    「エンジニア向けUXデザイン研修」について

    テイ・デイ・エスでは、展示会で紹介した「エンジニア向けUXデザイン研修」をすでに数社からご相談をいただき、プログラムとしての提供を開始しています。

    この研修では、デザイナーとエンジニアが共通の視点・言語を持つことにより、「UX視点での設計品質の向上」「チーム全体での課題発見力・提案力の強化」「プロトタイプ検証の効率化」などを実現し、「わかりやすいシステム開発」を武器にしていただくことを目的としています。

    研修では実践的に使えることにこだわり、「座学」とデザイナーと共創で学ぶ「ワーク」で構成され、研修後のアンケートでも非常に良い評価をいただいています。

    今回の展示会を通していただいたご相談やフィードバックをもとに、テイ・デイ・エスはUX/UIとAIを掛け合わせた支援体制をさらに強化していきます。プロダクトの開発や改善、UX研修についての詳細およびお申し込みは、以下より気軽にお問い合わせください。

    ▶︎お問い合わせはこちらから

    詳しい資料はこちらからダウンロード!

    Teamやぶさめ

    TDS マーケティングチーム

    テイ・デイ・エスのマーケティング戦略から実施までを担うチーム。
    デザインカンパニーとして題材の深堀りやコンテンツの作成や発信を行う。