トップページブログデジタル時代の先駆者になるために—HYPER ISLAND 修士課程のご紹介

デジタル時代の先駆者になるために—HYPER ISLAND 修士課程のご紹介

2025.05.26 更新

#Hyper Island

デジタル時代におけるリーダーシップや創造的な思考を学び、未来のデジタル変革をリードしたいと考えている方に向けて、HYPER ISLAND(ハイパーアイランド)の修士課程プログラムをご紹介します。実践的な学びとグローバルな視点を提供する本プログラムがどのようなものなのかを詳しく解説します。

目次

    HYPER ISLANDについて

    HYPER ISLAND(ハイパーアイランド)は、1996年にスウェーデンで設立されたビジネスクリエイティブスクールで、主に社会人向けに変革的な教育を提供してきました。過去29年間、デジタル技術とビジネスの変化に対応した教育プログラムを展開し、世界11の拠点で15,000名以上の卒業生を輩出しています。特に、GoogleやMeta、Spotify、Airbnbなど、世界的なデジタル企業で活躍する人材を輩出しており、「デジタル版ハーバード大学」とも称されています。

    教育方法

    ハイパーアイランドでは、旧来型の講義や試験などは行いません。「学びながら実践する」ことを重視しています。学生は実際のクライアントとのプロジェクトや、「インダストリーリサーチプロジェクト」と呼ばれるインターンシップも経験します。このアプローチは「Learning by Doing」として知られ、創造的で実務的な学習体験を提供しています。

    また、個人の成長を促すために、変化に柔軟に対応できる「メタスキル」—学び続ける力、自己再創造の力—を育むことや、チームワーク、内省(リフレクション)などにフォーカスしています。

    【関連記事】デジタルのハーバード大学!?「Hyper Island(ハイパーアイランド)」とは? 

    HYPER ISLANDの修士課程プログラム紹介

    ハイパーアイランドでは、以下の2つの修士号を取得することができます。

    MA DIGITAL MANAGEMENT(デジタル・マネジメント修士)

    • プログラムの概要:デジタル戦略、リーダーシップ、変革のマネジメントを学び、未来のリーダーとして活躍するためのスキルを磨きます。
    • 応募資格:3年以上の実務経験、または学士号を保有していること。
    • 在学期間
      ・スウェーデン・ストックホルムにて6か月間の学習+インダストリーリサーチプロジェクト(IRP)で実務経験を積みます。
      ・フルタイム学生は通常の学習時間に従って通学、パートタイム学生はオンラインで受講し、ストックホルム滞在が必要となる場合があります。

    MA IGITAL EXPERIENCE DESIGN(デジタル・エクスペリエンス・デザイン修士)

    • プログラムの概要:ユーザー中心のデジタル体験をデザインし、イノベーションの推進力となるクリエイターやデザイナーを育成します。
    • 応募資格
      ・3年以上の実務経験、または学士号を保有していること。
      ・デザイン実績を示すポートフォリオが必要です。
    • 在学期間
      ・スウェーデン・ストックホルムにて6か月間の学習+インダストリーリサーチプロジェクト(IRP)を通じて学びます。

    HYPER ISLANDで学ぶメリット

    ハイパーアイランドの修士課程では、実践的な学びを通じて、デジタル時代に求められるスキルを身につけ、グローバルな視野を広げることができます。以下では、その主要なメリットについてご紹介します。

    国際的な学びの環境

    ハイパーアイランドの修士課程は、最もインターナショナルなプログラムの一つであり、20か国以上から集まる学生たちが一緒に学びます。この多国籍な環境は、新たな視点をもたらし、国境を越えたネットワーク作りに大きく貢献しています。多様なバックグラウンドを持つ仲間たちと共に学ぶことで、視野を広げ、グローバルな視点を養うことができます。

    様々な企業との協業

    ハイパーアイランドでは、在学中に学生がさまざまな企業や組織と協力する機会があります。グローバルブランドや地方自治体を含む多様な企業と連携し、実務経験を積むことができるため、業界の実情を深く理解し、卒業後のキャリアに直結する経験を得ることができます。たとえば、学生は以下のような企業と協働しています。

    ・Volvo
    ・UNICEF
    ・Vattenfall
    ・Adidas
    ・Accenture
    ・Sony

    また、学生はプログラム特性や過去の経験に応じて、インターンシップも積極的に行い、特に以下の業界での経験が豊富です。

    ・マーケティング会社
    ・ソフトウェア企業
    ・広告代理店
    ・ゲームデザイン

    デジタルマネジメント(DM)プログラムの学生は、さらに多様な業界で経験を積み、アートやファッション、サステナビリティ関連企業、人材会社やコンサルティング会社での実習もあります。


    実践的なキャリア構築

    実践的な学びを通じて、修了後に業界をリードする人材として成長することができます。実際に修了生は様々な分野で活躍しています。

    デジタル・マネジメント(DM)プログラムを修了した学生は、デジタル戦略を駆使して組織の変革を牽引するデジタルストラテジストやイノベーションマネージャー、ビジネスコンサルタントなど、変革をリードし戦略を立てる役割に就く傾向があります。

    デジタル・エクスペリエンス・デザイン(DXD)プログラムの修了生は、ユーザー体験を最優先に考え、UXデザイナーやプロダクトデザイナー、エクスペリエンスストラテジストとして、ユーザー中心設計に関わる職種に就くことが多いです。

    入学までの流れ

    ハイパーアイランドの修士課程への応募は、いつでも可能です。応募後は、以下の流れで審査が行われます:

    1. 審査:応募書類を基に、プログラムへの適性や志望動機を審査します。

       

    2. 面接:審査を通過した候補者は、面接を通じてさらに詳細な情報が求められます。

       

    3. 最終審査委員会:面接結果を基に、最終的な合否が決定されます。

       

    4. ビザ申請手続き:学期開始の3ヶ月前には、外国人留学生向けのビザ申請手続きを行います。

       

    5. 学期開始(9月):正式にプログラムがスタートします。

       

    このプロセスを経て、ハイパーアイランドの修士課程で学び始めることができます。

    学生の声

    ハイパーアイランドの修士課程で学ぶ学生たちの声をご紹介します。


    「私たちは、常に新しいテクノロジーが登場し、ビジネスのやり方を破壊するデジタル時代に生きています。幸運なことに、あるいは不運なことに、見方によっては、誰もデジタル技術を解明できていないのです。ハイパーアイランドでは、テクノロジーにとらわれない方法でデジタルについて考えるスキルを身につけることができます。ですから、あなたが身につけた知識や批判的思考スキルは、次のiPhoneよりもはるかに長い賞味期限があるのです。」
    -TROY LIM – Creative Director at Ogilvy & Mather

     

    「ハイパーアイランドで本当に良かったのは、常にフィードバック・ループの中にいること。新しいことを学び、仕事に行き、それを実践し、また勉強して探求する。常に新しいアイデアがインプットされ、それを直接応用することができるのです。この点がとても気に入ったので、ハイパーアイランドでアルバイトをすることにしました。」
    -RAPHAEL REBER – Co-Founder of Impact Hub Bern & Forbes 30 under 30

     

    「予想通り、私はデジタル・マインドセットを身につけ始めました。予想外だったのは、ハイパーアイランドに参加したことで、批判的思考力が磨かれたことです。それは間違いなく生涯学習のスキルであり、これからも私を成長させてくれるでしょう。学習に対する粘り強さを含め、自分自身について多くのことを学びました。どんなに仕事が忙しくても、ハイパーアイランドでの毎月の授業を楽しみにしています。」
    -EUNICE HONG – Senior Designer at Proctor & Gamble

    お問い合わせ方法

    プログラムに関する質問や詳細な情報を希望する場合は、以下の方法でお問い合わせください。

    • 個別相談の予約: hyperisland.com から入学チームとの個別相談を予約できます。
    • オープンセッションの参加: 今後予定されているオープンセッションに参加して、プログラムの詳細を直接確認できます。


    ぜひ、お気軽にお問合せください!

    Hyper Island Japanチーム

    北欧発のビジネススクール「Hyper Island」の日本チームです。
    Hyper Islandのメソッドや思想をもとに、企業や個人の学びにつながる情報を発信しています。